「Just One Review – with Zhi Garcia」(The Dice Tower)動画をもとに、誰でもすぐに遊べて盛り上がるパーティーゲーム『ジャスト・ワン』をご紹介します。
プレイヤーは13枚のカードに書かれた“お題”を協力して当てにいきます。お題は伏せたまま、他の参加者は一語だけのヒントを一斉に書き、重複したヒントは消去。残ったヒントだけを見て“たった一度の推測”で正解を目指す、とてもシンプルながら絶妙な駆け引きが楽しめる作品です。
結論
『ジャスト・ワン』は、一語ヒント×重複消去のルールが絶妙にかみ合った協力型推理ゲームです。難しいルールや長いプレイ時間は不要で、初めての人でも説明後すぐに参加できる手軽さが魅力。
ヒントを工夫するほどチームの信頼感が深まり、外した時の悔しさや当てた時の喜びが繰り返し味わえます。パーティーからファミリー、ライトゲーマーまで幅広く楽しめる定番タイトルです。
ゲームの概要
プレイは13ラウンド制。各ラウンドで1人が出題者となり、カードをドローして数字を指定。他の全員は伏せられたお題を見て一語だけヒントを書きます。その後、同じヒントは全て消去し、残ったユニークなヒントだけを出題者が確認。
一度だけ答えを予想し、正解なら得点。全ラウンド終了後に専用チャートで得点を判定します。付属のボードとペンで何度でもリセット可能、繰り返し遊べる構成です。
画像引用元:Yahoo!ショッピング『ジャスト・ワン』商品ページ
感想
ヒントを考える楽しさと緊張感
一語でヒントを伝えるプレッシャーはシンプルながら非常に奥深いものです。「パン」を当てたいなら「トースト」と書くかもしれませんが、他の誰かと被れば取り消しに。自分だけの言葉を探す度に、言語センスが問われる独特の緊張感と小さな達成感が生まれます。
黙々とヒントを考える静かな集中と、答え発表の一瞬に爆発する笑いが絶妙に交錯し、心地良い高揚感が続くのが魅力です。
重複ヒントのルールが生む盛り上がり
ヒントを書き終えた後に同じ言葉をすべて消去するルールは、予想以上のスリルと笑いを誘います。たとえ思い浮かんだキーワードが“的確”でも、他の人と重なれば無効に。
“被らない言葉探し”が思わぬ珍回答を量産し、場が大盛り上がり。ゲーム終盤には「あと何枚当てられるか」という焦りが加わり、最後までチームの一体感を保ちつつ盛り上がり続けられます。
教えやすさと導入の手軽さ
ルールはわずか数分で説明完了。「カードを引き→数字を指定→一語ヒントを出し合い→答えを推理」の流れを覚えれば、ゲーム説明中からすでに楽しさが始まります。
用意するのは乾式ペンとボード、カードだけ。場所を取らず、卓上さえあれば直ぐにスタートできる手軽さは、ビギナーを即座に巻き込みたい場面で威力を発揮します。
リプレイ性とカードバリエーション
13枚のお題カードは幅広いジャンルと言葉が網羅されており、何度遊んでも同じ組み合わせはほぼ発生しない工夫が施されています。
失敗した数で難易度を調整できるチャートもあり、初級~上級まで伸びしろがあります。
乾式ボードは何度も書いては消せて消耗も少なく、繰り返しプレイに最適化された親切設計です。
集まりのムードを盛り上げる演出力
大人数のパーティーでも、少人数の家族会でも、自然と静かな緊張感→一気に笑いに転じるリズムは秀逸。スマホやSNSを気にせず、言葉だけで盛り上がれる純粋さは、ボードゲーム仲間が初めて集まる席にぴったりです。イベントのアイスブレイクとしても有効で、わずか数十分で全員の距離を縮める“場づくりの名人”と言えます。
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