今回は、YouTubeの「Board Game Reviews Ep #133: SPACE BASE」をもとに、スペースベースの魅力を整理します。ダイスを振るたびに全員が何かを得られる、手番外も楽しいエンジンビルド系ボードゲームです。

スペースベースは、ダイス運のワクワクと、船カードを買って自分の盤面を強くしていく気持ちよさが合わさったゲームです。
手番外でも報酬が入るので、最後までずっと見ていたくなります。
結論
スペースベースは、ダイスを振るだけの軽さがありながら、どの数字を強くするかを考える楽しさがしっかりあるゲームです。2個のダイスを個別に使うか、合計値として使うかを選べるので、ただ出目に任せるだけでは終わりません。
特に良いのは、誰かの手番中でも自分のカードが動くところです。自分の番を待つだけの時間が少なく、他の人のダイスにも自然と注目します。報酬が少しずつ積み上がり、次に買う船につながっていく流れがかなり気持ちいいです。
ダイスゲームなので運はあります。そこが苦手な人には気になるかもしれません。ただ、このゲームの面白さは、自分に有利な確率を作っていくところにあります。軽いのに考えることが多く、最後まで楽しい一作です。
スペースベースの概要
| 参加人数 | 2人~5人 |
| プレイ時間 | 30分~75分 |
| 対象年齢 | 14歳から |
| 発売時期 | 2018年~ |
| メカニクス | ダイスロール/場札の獲得 |
| ゲームデザイン | ジョン・クレア(John D. Clair) |

画像引用元:Space Base – ALDERAC ENTERTAINMENT GROUP
スペースベースは、40点の勝利点を目指すダイスゲームです。手番では2個の6面ダイスを振り、それぞれの出目を個別に使うか、2個の合計値として使うかを選びます。自分の手番では青い効果が発動し、他の人の手番では赤い効果が発動します。

メカニクス『ダイスロール』は↓の記事で深く考察しています!
最初はそれぞれの数字に基本の船があります。手番でダイスを振ってクレジットなどを得たら、そのクレジットを使って新しい船カードを買えます。買った船は指定された数字の場所に置き、もともとあった船はボードの下に差し込みます。こうすると、自分の手番で使う効果と、他の人の手番で使う効果が少しずつ育っていきます。

収入の仕組みも大事です。収入を上げておくと、カードを買ってクレジットを使い切っても、次の手番で最低限のクレジットから始められます。毎回ゼロからやり直す感じにならないので、強い船を買うための土台を作っている感覚があります。

カードには、単純にクレジットや勝利点を得るものだけでなく、チャージを置いてあとから使う能力、出目をずらす能力、無料でカードを獲得する能力などがあります。コロニーを買うと一度に勝利点を得られますが、その数字の自分の手番効果は使えなくなります。どの数字を伸ばし、どのタイミングで点を取りにいくかが悩ましいです。
感想
手番外もずっと楽しい
スペースベースで一番好きなのは、他の人の手番でも自分に報酬が入るところです。誰かがダイスを振るたびに、自分の赤い効果が動くかどうかを見ます。クレジットがもらえたり、勝利点が入ったり、チャージが進んだりするので、待っている時間がただの待ち時間になりません。
ボードゲームでは、自分の手番以外に少し気持ちが切れてしまうことがあります。でもスペースベースは、毎回のダイスに「自分にも何かあるかもしれない」という期待があります。この仕組みのおかげで、ゲーム全体への集中がかなり続きます。
船を買って数字を育てるのが気持ちいい
新しい船を買って、自分のボードをどんどん強くしていく感覚がとても良いです。最初は小さな報酬しかありませんが、カードを買うたびに特定の数字が少しずつおいしくなります。よく出る数字を安定して強くするのか、大きな数字にロマンを置くのか、選び方に性格が出ます。
私にとっては、街コロキラーと言いたくなるくらい、このタイプの楽しさが強く出ています。ダイスを振って報酬を得て、その報酬でさらに良いカードを買う。このループが分かりやすく、しかも気持ちよく回ります。
収入システムが安心感を作っている
収入の仕組みもかなり好きです。船を買うとクレジットを使いますが、収入が上がっていれば最低限のクレジットから次の手番を始められます。これがあるので、高いカードを買ったあとに完全に空っぽになる感じが弱くなります。
収入を伸ばすと、毎ターンの買い物が少しずつ楽になります。大きな効果を持つ船に届きやすくなるので、序盤の小さな積み上げが後半の派手な展開につながります。この「次の船に近づいている」感覚がとても満足感があります。
コンボを作る楽しさがある
船カードの効果は、単純なものだけではありません。矢印で別の数字にずらしたり、チャージを貯めて能力を使ったり、別のカードを無料で取ったりできます。こうした効果が組み合わさると、自分だけの仕掛けを作っている感じが出てきます。
たとえば、ある出目を別の出目に変えて、強い効果につなげる。チャージを置いて、さらに別のチャージ能力を動かす。こういう連鎖が決まるとかなり楽しいです。派手すぎる複雑さではなく、軽いルールの中で「うまく作れた」と感じられるのが良いところです。
ダイス運はあるが、考えどころも多い
もちろんダイスゲームなので、運はあります。狙った数字が出ないこともありますし、相手の手番でうまく報酬が入らないこともあります。この部分が気になる人はいると思います。
ただ、スペースベースはただの運任せではありません。どの数字に強い船を置くか、個別の出目と合計値のどちらを狙うか、収入を伸ばすか勝利点を急ぐか、チャージ能力をどう使うかで展開が変わります。言うなら、戦略的なギャンブルです。運を受け入れながら、自分に有利な形を作っていくのが面白いです。
軽いのに最後まで惹きつける
スペースベースの核はとてもシンプルです。自分の手番にダイスを振り、青い効果を使い、クレジットで船を買う。他の人の手番では赤い効果を見て、報酬を受け取る。この分かりやすさがあるので、ゲームの流れに入りやすいです。
それでいて、カードが増えていくほど盤面はどんどん面白くなります。どの数字も少しずつ意味を持ち、ダイスが転がるたびに期待が生まれます。軽く遊べるのに、最後まで目が離せません。
エンジンビルドの気持ちよさとダイスの盛り上がりを両方味わえる、かなりおすすめのゲームです。
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