盛り上がる連想系ワードゲーム『ことばのクローバー!』徹底レビュー

盛り上がる連想系ワードゲーム『ことばのクローバー!』徹底レビュー 協力ゲーム

Youtube動画「So Clover! Review – with Tom Vasel」をもとに、パーティーゲーム『ことばのクローバー!』をご紹介します。四つ葉のクローバー型トレイとマーカーを使って、1語ヒントと語句の組み合わせを推理し合う流れを詳細に解説しつつ、「会話がはずむテンポの良さ」自由な楽しみ方についてもお伝えします。

結論

『ことばのクローバー!』は、1語ヒント×カード推理のシンプルな仕組みで、初見から盛り上がれる軽快なワードゲームです。ルールは数分で理解でき、トレイとペンだけで遊べる手軽さが魅力。

制限時間や難しい処理はなく、スコアにとらわれず何度でも挑戦できる“アクティビティ型”の親しみやすさを備えています。

パーティーやファミリー、アイスブレイクなど、あらゆる場面で活躍する一作です。

ゲームの概要

プレイヤーはそれぞれ四つ葉のクローバー型トレイとドライイレースマーカーを持ち、1ラウンドに4枚のカードをランダムに配置します。

各カードに書かれた2つの言葉を同時に連想させる1語だけをトレイ上に記入。その後、カードを回収して未知の5枚目を混ぜ、全カードを並べて推理開始。

ヒントを書いたプレイヤーは発言できず、他プレイヤー全員で配置を話し合い、正解数で得点します。1巡プレイでラウンド終了、好みに応じて何度でも繰り返せます。

画像引用元:ホビージャパン公式『ことばのクローバー!』紹介ページ

感想

ヒント出しの絶妙なバランスと議論の面白さ

「サボテンとパン」「チェスとシリアル」といったまったく関連がなさそうな組み合わせを一語で結び付ける難しさが、本作最大の魅力です。限られたスペースにヒントを書き込む瞬間は、“直感的すぎず、難解すぎず”のバランスを探る頭の体操。

ヒントを書き終えたら一斉に“重複ヒントを消去”し、残った言葉だけを根拠にカードを当てる仕組みが、推測のスリルを高めます。

また、正解不正解にかかわらず議論の余地が大きく、最終的に「なぜこの配置なのか」を全員で振り返る時間まで楽しく、終始笑いと驚きに満ちた体験でした。

ルールのシンプルさが生む導入の手軽さ

本作は禁止事項も「他言語の単語使用」「同義語」「架空語」の3つだけ。その他は自由にヒントを作成できるので、ルール説明は数分で完了し、ゲームを始めた瞬間から盛り上がれます。

トレイにカードを置き、マーカーで文字を書くだけという手順は直感的で、子どもも初級者もすぐ参加可能

持ち運び用の小箱サイズも実用的で、集まりの場にそのまま持ち込める手軽さも高評価です。

トレイとカードのコンポーネント品質

プラスチック製の四つ葉トレイはカードがぴったりフィットし、書き消しのしやすいマーカーも滑らか。カードはやや厚みのある紙製で、取り扱いの安定感があります。

トレイ+マーカー+カードのみという潔い構成ながら、パーツ同士の相性は良好。消耗しにくい設計で、何度も書いて消してを繰り返せる点が、ライトゲームとしての長寿命を約束します。

スコアを気にせず楽しめる自由度

得点表は付属しますが、実際には “何枚正解できるか” を軽く記録する程度。Tom氏も「記録より盛り上がりが大事」と語る通り、勝敗にとらわれず延々と遊べるのが本作の魅力です。

何度もカード配置に挑むうち、初見より2回目・3回目のほうがヒントの立て方や議論のテンポが向上。リプレイするほど仲間同士の息も合い、場の一体感が深まります。

他ゲームとの比較とおすすめポイント

Repos Productionの前作『ジャスト・ワン』同様、一語ヒント×重複消去の基本を踏襲しつつ、今回は“多語カード+配置推理”という新しい変化球を追加。『コードネーム』や『ワンナイト人狼』のようなコミュニケーション要素を好む人にはもちろん、ワードゲーム未経験のグループにも最適です。

かつてないスピード感で会話が交わり、5分もあれば場が一気に盛り上がる点は本作ならでは。集まりを和ませたいホストや、アイスブレイクを求める企業イベントにもおすすめできます。

このゲームは以下の記事でもオススメされています!

コメント

タイトルとURLをコピーしました