遊びやすい協力ゲームの決定版『マーベル・ユナイテッド』レビュー

遊びやすい協力ゲームの決定版『マーベル・ユナイテッド』レビュー ハンドマネジメント

この記事では、ボードゲームレビュー動画「Marvel United Board Game Review」をもとに、協力型ヒーローゲーム『マーベル・ユナイテッド』の魅力と遊び心地を徹底的に紹介します。

動画では、ゲームのルール概要、遊びやすさ、キャラクター能力のテーマ性、そしてKickstarter版の問題点まで、率直でユーモアのあるレビューが語られていました。

本記事では、その内容を丁寧にまとめたレビューを書いていきます。

結論:マーベル・ユナイテッドは「安い・簡単・遊びやすい」協力ゲームの決定版

『マーベル・ユナイテッド』は、ヒーローのカードを出し合いながら協力してヴィランを倒す、軽快で遊びやすい協力ゲームです。ルールは驚くほどシンプルで、子どもでもすぐに遊べるほど分かりやすい一方、キャラクターごとの特殊能力がしっかりテーマに沿っており、マーベル作品のファンなら思わずニヤリとしてしまう魅力があります。

一方で、Kickstarter限定コンテンツの入手難易度や、一部ヴィランの難易度の高さなど、気になる点も存在します。

それでも、「格安で買える協力ゲームとしては破格の完成度」であり、手軽に遊べるマーベルゲームとして非常に優秀です。

概要

参加人数1~4人
プレイ時間40分前後
対象年齢14歳から
発売時期2020年~
メカニクス協力プレイ/ハンドマネジメント/プレイヤー別固有能力
ゲームデザイン アンドレア・チアヴェシオ(Andrea Chiarvesio)/エリック・ラング(Eric M. Lang)

プレイヤーはマーベルヒーローの1人となり、協力してヴィランの計画を阻止し、最終的に倒すことを目指します。ゲームは以下の流れで進みます。

・ヴィランのターン:移動、脅威カードの発動、敵の配置などが行われる
・ヒーローのターン:カードを1枚プレイし、カードのアイコンに応じて行動する
・3枚のヒーローカードが出るごとにヴィランが再行動
・ミッションを2つ達成するとヴィランにダメージを与えられるようになる

ヒーローは「移動」「攻撃」「救助」「ワイルド」のアイコンを使って行動し、さらに直前の味方が出したカードのアイコンも利用できます。この仕組みにより、自然と協力が生まれ、チームとして戦っている感覚が強くなります。

引用元:Kickstarter「Marvel United」

感想

驚くほど遊びやすいルールとテンポの良さ

まず強く感じたのは、ルールがとにかく分かりやすいという点です。カードを1枚出して、書かれているアイコンを使うだけ。これだけでゲームが成立するため、初めての人でもすぐに理解できます。動画でも「8歳の子どもでも問題なく遊べた」と語られており、家族で遊ぶ協力ゲームとしても非常に優秀です。

さらに、ヒーローのターンがサクサク進むため、待ち時間がほとんどありません。協力ゲームにありがちな「1人が長考して他の人が暇になる」という状況が起こりにくく、常にゲームに参加している感覚があります。

キャラクター能力がテーマに忠実で気持ちいい

ヒーローごとの特殊カードが、原作の能力としっかりリンクしている点も魅力です。例えば:

・アイアンマン:仲間に攻撃トークンを配る(技術支援)
・ハルク:その場の敵を一掃する「ハルクスマッシュ」
・ドクター・ストレンジ:どこへでも飛べる移動能力

こうした能力がゲームの中で自然に活かされるため、ヒーローを選ぶ楽しさが非常に大きいです。マーベル作品が好きなら、能力を使うたびに「らしさ」を感じられて嬉しくなります。

コアセットだけでも十分遊べるが、拡張の誘惑が強い

コアセットだけでも複数のヒーローとヴィランが入っており、遊びごたえは十分です。しかし、動画でも語られていたように、Kickstarter限定コンテンツの存在が非常に大きいのが本作の特徴です。

Kickstarter版には大量のヒーローやヴィラン、追加モードが含まれており、これらを手に入れられなかった場合、どうしても「もっと遊びたいのに手に入らない」という気持ちが生まれます。中古市場では高額になりがちで、入手難易度が高い点は大きな欠点です。

一部ヴィランの難易度が極端に高い

ヴィランごとに難易度が異なりますが、中には「何度挑戦しても勝てない」と感じるほど強い相手もいます。特にグリーンゴブリンは、動画でも「17回挑戦しても勝てなかった」と語られており、かなりの強敵です。

難しいヴィランに挑むのは楽しい反面、あまりに勝てないとストレスになることもあります。協力ゲームとしての緊張感はあるものの、難易度のバランスには多少ムラがある印象です。

4人までしか遊べないのは惜しい

本作は最大4人までしか遊べません。ゲームのテンポが良く、1人の手番が短いため、5〜6人でも問題なく遊べそうなのに、公式ルールでは対応していません。動画でも「5〜6人で遊べる公式バリアントが欲しい」と語られており、ここは惜しいポイントです。

協力ゲーム特有の“指示厨問題”は避けられない

協力ゲーム全般に言えることですが、声の大きいプレイヤーが他の人の行動を指示してしまう問題は本作でも起こりえます。特にルールが簡単なため、経験者が初心者に指示しやすい構造になっています。

ただし、これはゲームの欠点というより、遊ぶメンバーの問題です。気になる場合は、プレイ前に「自分の行動は自分で決める」というルールを共有しておくと良いでしょう。

総評:マーベル・ユナイテッドは手軽で楽しい協力ゲームの良作

『マーベル・ユナイテッド』は、手軽に遊べて、テーマ性が強く、協力ゲームとしての面白さがしっかり詰まった作品です。コアセットだけでも十分楽しめますし、子どもから大人まで幅広い層が遊べるのも魅力です。

Kickstarter限定コンテンツの入手難易度や一部ヴィランの難しさなど、気になる点はあるものの、「格安で買える協力ゲームとしては破格の完成度」であり、協力ゲーム初心者にも強くおすすめできます。

マーベル作品が好きなら、間違いなく楽しめる一作です。

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