「オーディンの祝祭」は、膨大なアクション量とタイル配置のパズルが融合した重量級ボードゲームです。
今回の記事では、動画「A Feast for Odin Review – A 12×12 Challenge Review」をもとに、ゲームの魅力・遊びごたえ・戦略の幅・長期プレイで見えてきた深みを、詳しくレビューします。
結論:遊べば遊ぶほど深みが増す、圧倒的な完成度の重量級ゲーム
「オーディンの祝祭」は、最初の数回では到底つかみきれないほどの戦略の幅と、プレイするたびに新しい発見があるゲームです。20回以上遊んでも飽きる気配がなく、「次は別の戦略を試したい」という気持ちが自然と湧いてきます。
ワーカープレイスメントとタイル配置の組み合わせは一見複雑ですが、慣れてくると自分のエンジンが少しずつ形になっていく感覚がとても心地よく、プレイを重ねるほど魅力が増していきます。特に、島の獲得、移民、狩猟、家畜、交易など、どの戦略もきちんと成立するため、「自分だけの勝ち筋を探す楽しさ」が常にあります。
重量級ゲームの中でも特にリプレイ性が高く、長期的に遊べる作品を探しているなら、間違いなく候補に入るゲームです。
概要
| 参加人数 | 1~4人 |
| プレイ時間 | 30~120分 |
| 対象年齢 | 12歳から |
| 発売時期 | 2016年~ |
| メカニクス | タイル配置/ワーカープレイスメント/ダイスロール/パズル |
| ゲームデザイン | ウヴェ・ローゼンベルク(Uwe Rosenberg) |
「オーディンの祝祭」は、ワーカープレイスメントとポリオミノ(タイル配置)を組み合わせたゲームです。プレイヤーは毎ラウンド増えていく労働者を使い、狩猟、交易、家畜、造船、移民、島の獲得など、60以上のアクションから選んで行動します。
獲得した資源やタイルを自分のボードに配置し、マイナス点を埋めつつ収入を増やし、最終的により多くの得点を獲得することが目的です。タイルは色によって置ける場所や隣接ルールが異なり、効率よく配置するためにはアップグレードや変換が欠かせません。
また、島ボードを獲得すれば追加の配置スペースが手に入り、収入や得点のチャンスが広がります。どの島をいつ取るか、どの戦略を軸にするかがプレイヤーごとに大きく変わり、プレイの幅を生み出します。
:strip_icc()/pic3146943.png)
:strip_icc()/pic3214824.jpg)
引用元:https://boardgamegeek.com/image/3214824/a-feast-for-odin
感想:オーディンの祝祭の魅力を徹底的に語る
圧倒的な戦略の幅と“自分だけのエンジン”を作る楽しさ
このゲームの最大の魅力は、戦略の幅がとにかく広いことです。移民で食料問題を解決しつつ得点を稼ぐ戦略、島を複数取り収入を爆発させる戦略、狩猟や略奪で強力なタイルを集める戦略、家畜を増やして安定した収入を得る戦略など、どれも成立します。
さらに、これらの戦略を組み合わせることで、「自分だけのエンジンが完成していく感覚」が生まれます。20回以上遊んでも「まだ試していない戦略がある」と感じるほどで、リプレイ性は非常に高いです。
タイル配置のパズルが中毒性抜群
タイルをボードに配置してマイナス点を埋め、収入を増やしていくパズルは、見た目以上に奥深く、非常に中毒性があります。緑タイルは隣接制限があるため、青タイルにアップグレードして自由度を上げる必要があり、この“変換と配置の最適化”がとても楽しいです。
島を獲得するとさらにパズルが広がり、収入が一気に増える瞬間は本当に気持ちが良いです。タイルの形状や色の組み合わせを考えながら、少しずつボードが埋まっていく過程は、まさに“脳が喜ぶパズル”です。
ダイス要素はあるが、失敗しても前に進める設計が心地よい
狩猟や略奪ではダイスを使いますが、失敗しても資源や労働者が返ってくるため、完全に無駄になることはありません。もちろん、狙った結果が出ないと計画が狂うこともありますが、“失敗しても前に進める”設計になっているため、ストレスは少なめです。
成功したときの爽快感と、失敗しても立て直せる安心感のバランスが絶妙で、ダイス要素がゲームのアクセントとしてうまく機能しています。
プレイを重ねるほど理解が深まり、楽しさが増していく
最初の数回は「やることが多すぎる」と感じるかもしれませんが、プレイを重ねるほど理解が深まり、ゲームの魅力がどんどん増していきます。20回以上遊んでも飽きるどころか、むしろ「もっと上手くなりたい」と思わせてくれるゲームです。
特に、戦略の切り替えや組み合わせが上達してくると、得点が一気に伸びる瞬間があり、その達成感は格別です。
1~4人のどれでも楽しめるが、特に2〜3人が最適
ソロモードは自分で自分をブロックする仕組みが独特で、練習には向いていますが、通常プレイとは少し違う感覚になります。一方、2人・3人プレイはテンポが良く、戦略のぶつかり合いもほどよく、最も楽しめる人数だと感じました。
4人プレイは時間が長くなりがちですが、ゲーム自体の面白さは変わりません。重量級ゲームとしては珍しく、どの人数でもしっかり楽しめる設計です。
総評
「オーディンの祝祭」は、戦略の幅、タイル配置の楽しさ、リプレイ性、どれを取っても一級品のゲームです。遊べば遊ぶほど深みが増し、長期的に楽しめる作品を探している人には強くおすすめできます。
「次は別の戦略を試したい」という気持ちが自然と湧いてくるゲームで、重量級ゲームの中でも特にリプレイ性が高い作品です。複雑さはありますが、その分だけ得られる満足感も大きく、長く付き合える一本になるはずです。
重厚なパズルと自由度の高い戦略を楽しみたい人に、心からおすすめできる名作です。
↓の記事で拡張について詳しくレビューしています!


コメント