物語で記憶する協力ゲーム『ウィルモットのウェアハウス』レビュー

物語で記憶する協力ゲーム『ウィルモットのウェアハウス』レビュー 協力ゲーム

この記事では、ボードゲーム紹介動画「Wilmot’s Warehouse – Create Stories to Remember」をもとに、協力型記憶ゲーム『ウィルモットのウェアハウス』の魅力を徹底的に紹介します。

人気ビデオゲームをボードゲーム化した作品で、協力しながら倉庫に届く大量の商品を分類し、覚え、最後に正しく取り出すという独特のゲーム性が語られていました。

記憶ゲームが苦手な人でも楽しめる工夫や、プレイヤー同士で物語を作りながら記憶を共有する面白さが強調されており、その魅力がとても印象的でした。

動画内容を丁寧に要約して分かりやすくレビューします。

結論:記憶ゲームが苦手でも楽しめる、物語で覚える新感覚の協力ゲーム

『ウィルモットのウェアハウス』は、ただの記憶ゲームではありません。届く商品をただ覚えるのではなく、プレイヤー同士で「物語」を作りながら記憶を共有するという、他のゲームにはない魅力があります。

抽象的なアイコンを見て「これは月だけど、工場で欠けた部分があるから“欠けた月のフラン”だね」などと勝手に意味づけし、それを全員で共有していく過程がとにかく楽しいのです。

記憶ゲームが苦手な私でも、この方法なら自然と覚えられ、むしろ「どんな物語を作ろうか」とワクワクしながらプレイできました。協力ゲームとしての一体感も強く、笑いながら遊べる作品です。

概要

参加人数2~6人
プレイ時間30分前後
対象年齢8歳から
発売時期2024年~
メカニクス 協力プレイ/メモリー/ストーリーメイキング
ゲームデザイン リッキー・ハゲット(Ricky Haggett)/リチャード・ホッグ(Richard Hogg)/デビッド・キング(David King)

プレイヤーは倉庫スタッフとなり、毎ラウンド届く商品タイルを倉庫内に配置していきます。タイルはすべて裏向きに置かれるため、配置後は中身を確認できません。プレイヤー同士で相談しながら、どのタイルをどこに置くかを決め、後で取り出しやすいように分類していきます。

ラウンドの最後には「お客さん」がやってきて、特定の商品を要求します。プレイヤーは記憶を頼りに、倉庫内から正しいタイルを探し出さなければなりません。すべての商品を正しく取り出せれば成功、間違えれば失敗です。

ゲームの肝は、タイルの絵柄に意味をつけて覚える「物語づくり」。抽象的なアイコンを見て、全員が納得できるストーリーを作り、それを倉庫の配置と結びつけることで記憶を補強します。

引用元:CMYK Games「Wilmot」

感想

記憶ゲームが苦手でも楽しめる“物語で覚える”仕組み

私は普段、記憶ゲームがあまり得意ではありません。覚えること自体が苦手で、ゲーム中に「覚えなきゃ」と思うと逆にプレッシャーになってしまうタイプです。しかし『ウィルモットのウェアハウス』は、その苦手意識を完全に吹き飛ばしてくれました。

このゲームでは、タイルの絵柄をただ覚えるのではなく、プレイヤー同士で勝手に意味づけし、物語を作りながら覚えるという方法を取ります。例えば、動画の中ではこんなやり取りがありました。

・「これは月だけど、工場でフランを作る機械が月をくり抜いたんだよ」
・「この幽霊は月に旅行するのが好きなんだよ」
・「この帽子は“オリジナルのカツラ”だから特別な場所に置こう」

こんな具合に、絵柄に対して自由に意味をつけていきます。すると、ただの抽象的なアイコンが一気に“覚えやすい物語”に変わり、自然と記憶に残るのです。

この方法が本当に効果的で、私はゲームが終わった後も「幽霊が月に行く話」や「工場で欠けた月」などのストーリーを覚えていました。記憶ゲームなのに、記憶している感覚がない。これは本当に驚きでした。

協力ゲームとしての一体感が強く、笑いが絶えない

このゲームは協力型なので、全員で倉庫を管理します。タイルを置くときも、取り出すときも、常に相談しながら進めます。そのため、自然と会話が生まれ、ゲーム中はずっと笑いが絶えません。

特に面白いのは、プレイヤー同士で作った物語がどんどん暴走していくところです。最初は「これは太陽っぽいから“朝のゾーン”に置こう」程度だったのが、気づけば「この太陽はパーティー好きで、夜になると踊り出す」など、意味不明な方向に発展していきます。

しかし、その“意味不明さ”こそが記憶に残るポイントで、むしろ覚えやすくなるのが面白いところです。協力ゲームとしての一体感と、物語づくりの楽しさが見事に融合していると感じました。

抽象的なアイコンが“覚えやすい形”に変わる瞬間が気持ちいい

タイルの絵柄は非常に抽象的で、最初は「何これ?」と思うものばかりです。しかし、プレイヤー同士で意味づけをしていくと、抽象的な形が一気に“覚えやすい象徴”に変わります。

例えば、動画では「これは牛の乳房に見えるけど、実は帽子だよね」といった会話がありました。こうした“見立て”がとても楽しく、タイルを置くたびに新しい発見があります。

そして、ゲーム終盤にお客さんが商品を要求したとき、「あの変な帽子はどこだっけ?」と探しながら、全員で記憶をたどる時間が本当に面白いのです。正しく見つけられたときの達成感は格別でした。

“覚える”のではなく“共有する”ゲーム体験

このゲームの最大の魅力は、記憶を“共有する”という点にあります。普通の記憶ゲームは個人戦で、誰が一番覚えているかを競います。しかし『ウィルモットのウェアハウス』は、全員で記憶を作り、全員で覚え、全員で成功を目指します。

そのため、記憶力に自信がない人でも安心して参加できますし、むしろ物語づくりのセンスがある人の方が活躍できる場面もあります。記憶ゲームのハードルを大きく下げてくれる、優しいデザインだと感じました。

総評:記憶ゲームの概念を覆す、笑って遊べる協力型パズル

『ウィルモットのウェアハウス』は、記憶ゲームが苦手な人でも楽しめる、非常にユニークな協力ゲームです。物語づくりによって記憶を補強する仕組みは本当に画期的で、遊んでいる間ずっと笑いが絶えません。

抽象的なアイコンに意味をつけ、全員で共有し、最後に正しく取り出す。この一連の流れが驚くほど気持ちよく、記憶ゲームの苦手意識を完全に吹き飛ばしてくれました。

協力ゲームが好きな人、記憶ゲームが苦手な人、そして何より“みんなで笑いながら遊びたい人”に強くおすすめしたい作品です。

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