この記事では、世界的に影響力のあるボードゲームチャンネル「The Dice Tower」によるレビュー動画をもとに、ユニークな紙ペン系ボードゲーム『ソノラ』の魅力を詳細に紹介します。
本記事では、ゲームの構造や面白さ、そして“フリック&ライト”という新ジャンルの可能性について、紹介していきます。ディスクを弾いて得点エリアに配置し、その結果をスコアシートに記入するという、物理アクションと戦略が融合した作品です。
結論:『ソノラ』は“遊びながら考える”が両立する紙ペンゲームの進化形
『ソノラ』は紙ペンゲームの枠を超えた体験型ゲームです。ディスクを弾くという物理的な操作が加わることで、プレイヤーの感覚や技術が得点に影響するという新しい面白さが生まれています。
メカニクス『紙ペンゲーム』については↓の記事が参考になります!
一方で、スコアシートの記入部分は非常に戦略的です。4つのエリアそれぞれが異なるミニゲームのような構造になっており、“考える楽しさ”と“動かす楽しさ”が絶妙に融合しています。
概要
| 参加人数 | 1~4人 |
| プレイ時間 | 30~45分 |
| 対象年齢 | 10歳から |
| 発売時期 | 2020年~ |
| メカニクス | アクションポイントシステム/アクションゲーム |
| ゲームデザイン | ロブ・ニュートン(Rob Newton) |
『ソノラ』は、Pandasaurus Gamesが制作した“フリック&ライト”型の紙ペンゲームです。
プレイヤーは5枚のディスクを持ち、順番にボード上に弾いて配置します。ボードは4つのエリアに分かれており、ディスクがどのエリアに着地したかによって、対応するスコアシートのセクションに記入します。
中央エリアに入ったディスクは任意のエリアに配置できる特典があり、ボーナスゾーンに触れていると得点が倍になるなど、配置の工夫が求められます。
記入するスコアシートは、エリアごとに異なるルールがあり、陣取り・テトリス・ライン構築・三角形形成など、まるで4つのゲームが同時に進行しているような感覚です。
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画像引用元:BoardGameGeek『Sonora』画像ページ
感想
① フリックの楽しさと戦略の深さが両立している
物理アクションと戦略のバランスが絶妙です。ディスクを弾く際には、狙ったエリアに届かないことも多く、運と技術の両方が絡む展開になります。一方で、スコアシートの記入は非常に緻密で、どのエリアに集中するか、どのボーナスを狙うかといった判断が重要になります。1〜2エリアに集中して、そこから得たボーナスで他のエリアを補完するのが効果的だと感じました。
② 4つのエリアがそれぞれ異なるゲーム性を持っている
スコアシートは、4つのエリアそれぞれが異なるルールで構成されており、まるで4つのミニゲームを同時に遊んでいるような感覚になります。トカゲエリア(陣取り)、キツネエリア(テトリス風配置)、ワシエリア(ライン構築)、ウサギエリア(三角形形成)と、どのエリアも独立していて飽きずに遊べる設計です。
③ コンポーネントの質と使いやすさ
マーカーが付属しており、スコアシートもラミネート済みのため、すぐに遊べる親切設計です。物理的な操作感も楽しめます。ただ、エリアとアイコンの色分けが分かりづらく、視認性に少し改善の余地があると感じました。
④ ソロプレイやリプレイ性も充実
ソロプレイでも十分に楽しめます。4つのエリアの組み合わせや、ディスクの配置によって毎回違った展開になるため、リプレイ性も非常に高いです。戦略を変えて挑戦することで、何度でも新鮮な気持ちで遊べるのが強みです。
まとめ
『ソノラ』は、物理的なフリック操作と、戦略的なスコアシート記入が融合した新しい体験ができる一作です。4つのエリアそれぞれが異なるゲーム性を持ち、毎回違った戦略と展開が楽しめるのが最大の魅力です。
紙ペンゲームに物理アクションを加えることで、まったく新しい体験が生まれました。フリックの技術も重要ですが、スコアシートの記入はじっくり考える必要があり、“直感と論理”の両方が試されるゲームです。遊びやすさと親切設計も光り、視覚的にも満足度が高い作品です。
総じて、『ソノラ』は紙ペンゲームの新たな可能性を切り開く一作であり、“考える楽しさ”と“動かす楽しさ”を同時に味わえる稀有な作品です。ぜひその体験を味わってみてください。
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