フォレストシャッフルの拡張「アルプス」と「林緑」は、どちらも本体の魅力をそのままに、遊びの幅を大きく広げてくれる追加セットです。この記事では、BoardGameco の動画「Forest Shuffle Expansions Review – Alpine & Woodland Edge」の字幕内容をもとに、拡張を実際に遊んだ立場からの詳細なレビューをまとめています。
フォレストシャッフルをもっと深く楽しみたい人、拡張を買うべきか迷っている人に向けて、分かりやすく丁寧に解説します。
↓の記事で基本セットのレビューもしています!
結論:フォレストシャッフルを愛しているなら、両方の拡張を入れて遊びたい
フォレストシャッフルは本体だけでも十分に完成度の高いゲームですが、『アルプス』と『林緑』を加えることで、戦略の幅・カードの多様性・コンボの気持ちよさが一段階上に引き上がると感じています。特に、蝶やウサギを使った戦略が好きな人にとっては、拡張はほぼ必須と言っていいほど相性が良いです。
また、追加カードが本体と完全に溶け込み、違和感なく混ざる点も大きな魅力です。拡張カードだけが浮いてしまうようなことはなく、むしろ「最初からこういうゲームだったのでは?」と思えるほど自然に馴染みます。
唯一の注意点は、カード総数が増えることで「特定カードが出ない可能性が少し上がる」ことですが、それを差し引いても、拡張を入れたフォレストシャッフルは圧倒的に楽しいと断言できます。
概要
| 参加人数 | 2~5人 |
| プレイ時間 | 60分前後 |
| 対象年齢 | 10歳から |
| 発売時期 | 2024年~ |
| メカニクス | セットコレクション/ハンドマネジメント/ドラフト |
| ゲームデザイン | コッシュ(Kosch) |
※拡張『アルプス』『林緑』共通
フォレストシャッフルは、木のカードを中心に、動物・植物・菌類などのカードを上下左右に差し込みながら、自分だけの森を作り上げていくカードゲームです。カードごとに得点条件やコンボがあり、どのカードをどこに配置するかで得点効率が大きく変わります。
ゲームの魅力は、カードの組み合わせによって生まれる多彩な戦略と、コンボが決まったときの爽快感です。蝶を集める、鳥を並べる、ウサギを重ねる、木の種類を増やすなど、プレイヤーごとに違う森が育っていきます。
今回の拡張「アルプス」と「林緑」は、基本ルールを変えずにカードを追加するタイプの拡張で、ゲームの複雑さを増やすことなく、選択肢と戦略の幅を広げてくれます。


引用元:フォレストシャッフル:アルプス|ホビージャパン公式サイト


引用元:ホビージャパン公式サイト「フォレストシャッフル:林緑」
感想
新しいカードが自然に馴染み、ゲーム体験を豊かにする
まず強く感じたのは、拡張カードが本体と驚くほど自然に馴染むことです。カードゲームの拡張では、新カードが強すぎたり弱すぎたりしてバランスが崩れることがありますが、フォレストシャッフルの拡張はその心配がありません。
どのカードも既存のカードと同じテンションで使え、コンボの幅が広がるだけでなく、これまでの戦略をより深く掘り下げることができます。特に、蝶やウサギを使った戦略は強化され、「自分の好きな戦略をもっと伸ばせる」という喜びがあります。
新要素「低木(ブッシュ)」が戦略の幅を広げる
拡張で追加された「低木(ブッシュ)」は、木のようにカードを差し込めるものの、木としては扱われないという独特の存在です。これが非常に面白い。
木の代わりとして使える場面もあれば、木ではないからこそ活かせる場面もあり、森の構造を柔軟に作れるようになります。木の数を増やしたいけれど、木カードが引けないときの代替としても優秀です。
蝶・ウサギ戦略がさらに強化される満足感
個人的に最も嬉しかったのは、蝶とウサギの戦略が大幅に強化されたことです。特に「セイヨウイラクサ(Stinging Nettle)」と「ジェネティシャン(Genetician)」の存在は大きく、どちらも蝶の得点を伸ばすための強力なカードです。
セイヨウイラクサは、置いた場所に無限に蝶を差し込めるという破格の効果を持ち、蝶戦略の中心になります。これにより、1本の木に大量の蝶を集めて巨大得点を狙うことが可能になります。
また、ウサギ(特にヨーロッパアカウサギ)を重ねていく戦略も健在で、蝶と組み合わせることでさらに爆発力が増します。拡張によって、「好きな戦略を思い切り伸ばせる」という楽しさが強くなりました。
カード総数が増えることで生まれる“良い意味での不確実性”
拡張を入れるとカード総数が増えるため、「特定のカードが出ない可能性」が少し高まります。これは一見デメリットに見えますが、実際にはゲームに良い緊張感を与えてくれます。
フォレストシャッフルはもともと「出るカードが毎回違う」ゲームですが、拡張によってその不確実性が少し増し、毎回違う森が生まれる面白さがさらに強くなると感じました。
もちろん、「特定カードを狙う戦略」が好きな人にとっては少し難しくなる部分もありますが、それでもゲーム全体の楽しさは確実に増しています。
拡張を入れたフォレストシャッフルは“戻れなくなる”完成度
最終的に、拡張を入れたフォレストシャッフルは、もはや本体だけでは物足りなくなるほどの完成度になります。カードの種類が増えることで、森づくりの自由度が上がり、コンボの幅が広がり、戦略の深さも増します。
特に、カード同士の相性が非常に良く、拡張カードが本体の雰囲気を壊すことがありません。むしろ、「最初からこの形で発売されていてもおかしくない」と思えるほど自然です。
フォレストシャッフルを愛しているなら、どちらの拡張もぜひ手元に置いておきたい拡張です。箱を分けて管理する必要もなく、混ぜてしまえば一体化した新しいフォレストシャッフルとして楽しめます。
総じて、拡張を入れたフォレストシャッフルは、より豊かで、より自由で、より楽しい森づくりのゲームになると強く感じています。
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