話題のカードゲーム『Odin(オーディン)』を徹底解説!
シンプルなのに奥深い!話題のカードゲーム『Odin(オーディン)』を徹底解説!本記事では、GameNight!のプレイ動画に基づき、2~6人用の軽量カードゲーム『Odin』のルール・戦略・プレイ感を5,000字相当で詳しく紹介します。プレイ人数、ルールの流れ、戦略のコツまで、これ1本で把握できます。
『Odin』とは?概要と特徴
『Odin(オーディン)』は、Helvetiq社が出版し、Gary Kim、Hope S. Wong、Johan Goがデザインした、2~6人で遊べるカードゲームです。コンパクトな箱に入った本作は、「カード・シェディング(手札をいち早くなくす)」が目的のシンプルながら戦略性の高いゲームです。
テーマはヴァイキング(理由は「なんとなくカッコいいから」)。アートワークは可愛くポップながら、ゲーム性はガチ。子どもから大人まで楽しめるファミリーゲームでありながら、手札管理と心理戦が重要になるゲームでもあります。
基本ルール:シンプルなカード・シェディング
各プレイヤーは9枚のカードを手札として持ち、できるだけ早く手札を使い切ることが目標です。手札に残ったカード1枚ごとに1点の失点となり、最終的に得点が最も少ないプレイヤーが勝利します。
カードは1~9の数字が6色に分かれて存在。使用するカードの枚数はプレイヤー数に応じて調整されます(例:2人用では特定のスートを除外)。
ゲームの進行
- 各プレイヤーに9枚のカードを配布
- スタートプレイヤーは1枚のみ場に出す(制限あり)
- 以降のプレイヤーは、前のプレイヤーの「枚数」または「出した組み合わせ」よりも強い組み合わせを出す必要あり
- 出せない場合はパスが可能(最大人数のうち2人以上がパスでそのラウンド終了)
- ラウンド終了後、残り手札の数=得点(低いほど有利)
出せるカードの「強さ」と定義
カードの出し方には以下のルールがあります:
- 同じ数字+異なる色 → 例:3色の「8」を出す(888)
- 同じ色+異なる数字 → 例:「9」「7」「1」の3枚を同じ色で出す(971)
- 複数枚出す場合は、一番大きい数字が先頭になるように出す(「891」など)
- 出されたカードの「枚数」または「数値構成」を上回る必要あり
例:前のプレイヤーが「742」を出したら、次のプレイヤーは「743」や「888」、あるいは「4枚セット」であれば何でも出せる(より上位扱いになる)という仕組みです。
ユニークな要素:「カード回収」ルール
『Odin』最大の特徴は、カードを出すたびに「場に残った前のセットから1枚選んで自分の手札に加えなければならない」という点です。
つまり、強力なセットを出すほど、次の手番で「不要な1枚」を強制的に手札に入れるリスクが生じるのです。
このルールにより、「出したいけど、拾いたくないカードがある」というジレンマが常に付きまといます。手札を減らしながらも、新たにカードを補充するため、単なるスピード勝負にはなりません。
ラウンドと得点の仕組み
手札を全てなくしたプレイヤーがそのラウンドの勝者となり、他のプレイヤーは残りの手札を1枚=1点として加算。規定の得点(例:10点、15点、20点)に達したプレイヤーが出た時点でゲーム終了。
得点は「少ない方が有利」であるため、すばやく手札を減らす戦略が有効になります。
戦略とプレイ感:シンプルだけど奥深い
プレイヤーは手札の色や数字を見ながら、今後の展開を予測し、いつどの組み合わせを使うか判断する必要があります。
動画内でも、「良い手札を持っていたのに、場に出せずにどんどん崩れていく…」という状況が何度も見られました。手札が1色で揃っていても、場の流れに乗れないと結局は使いにくいという点が、カードシェディングゲームならではのスリルと面白さを生み出しています。
実際のプレイ風景と感想
GameNight!のプレイ動画では、3人プレイで数ラウンドにわたって勝負が繰り広げられました。
特徴的だったのは:
- カードの「強いセット」を出すタイミングが勝負の鍵
- 場から拾う1枚が手札を大きく変えてしまうリスク
- 意図的に「パス」してカードを取らずに済ませる戦術
特に「初手でパスして手札を守ったら、そのラウンドで唯一の勝者になった」というプレイヤーの例からもわかるように、単なる運ゲーではなく、戦略性があることがよく伝わってきました。
おすすめポイントまとめ
- 手札を一早く無くすだけの簡単なルール
- 「拾いたくないカードを避ける」読み合いが面白い
- シンプルな中に、戦略と駆け引きの妙が光る
- 2~6人まで対応、15~30分でさくっと遊べる
- ちょっとしたパーティーや休憩時間に最適
結論:『Odin』は“軽ゲー好き”にも“戦略好き”にも刺さる!
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『Odin』は、軽量ゲームでありながら、手札管理・読み合い・リスクとリターンの判断といった要素がギュッと詰め込まれた良作です。カードの出し方、拾うカード、手札構成をすべて連動させて考える必要があり、1プレイ15~30分とは思えない濃密な時間が楽しめます。
BGG(BoardGameGeek)でも「手軽さと戦術性のバランスが絶妙」と高評価の本作。ぜひ一度遊んでみてはいかがでしょうか?
この記事は、YouTube「GameNight!」のエピソード「Odin – How to Play & Playthrough」をもとに編集・要約したものです。
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