カードゲーム『Money!(マネー)』を徹底解説

BoardGameGeek動画要約

今回は、1999年に登場し2025年にAllplay社から新エディションが発売されたカードゲーム『Money!(マネー)』を徹底解説します。他プレイヤーや中央市場と“お金の売買”を繰り返しながら、自分の手札を最も高得点へと導くシステムが大きな魅力。本記事ではゲーム概要から戦略、得点計算のコツまで、約3,000文字でわかりやすくまとめました。

ゲームのコンポーネント

  • 通貨カード:7種類(ドル、ユーロ、ポンド、円、元、ペソなど)、各10~60の数字
  • 金・銀カード:各10~60の金属カード(メタルとして別枠で得点対象)
  • ゼロカード:ビッドに使う「おまけ」要素
  • スコアシート&ラウンドカード:ゲーム進行と得点記録用

ゲームの流れ

各プレイヤーは6枚のカードを手札として受け取り、中央にはデッキと左右2つの市場スペースを用意します。ラウンド開始時に市場へ各4枚ずつカードを補充し、全員同時に手札からカードを出して合計値で「入札(ビッド)」を行います。

  • 入札順は合計値の高い順。同額の場合はカード裏面のシリアルで判定。
  • 入札プレイヤーは①市場の片側を一括取得、②他プレイヤーのビッドと交換、③ビッドを手札に戻す(何も取らない)のいずれかを選択。
  • 全員が行動後、補充して次ラウンドへ。デッキ消耗で終了。

得点計算のポイント

ゲーム終了時、手札のカードを元に得点を計算します。ポイント獲得には大きく分けて「通貨での合計点方式」と「セットボーナス方式」の2種類があります。

  • 通貨合計点方式
    同一通貨の合計が200以上 → 額面どおり得点
    110~190 → 合計から100を差し引いた値が得点(例:150なら50点)
  • セットボーナス方式
    同一通貨の数値20・30・40・50・60いずれか3枚揃い → 100点固定(通貨・金属とも共通)
  • 金・銀カード
    3枚揃いで100点+額面加算

戦略ガイド

勝利へのカギは「特化」と「柔軟性」のバランスです。序盤は幅広く手札を集め、他プレイヤーの動向を観察しつつ、後半で得点効率の高い通貨またはセットを確定させましょう。

  • 序盤は金・銀や20・30など低コストカードでリスクを抑えつつ競争相手を牽制
  • 中盤以降は特定通貨に絞り、合計200点または3枚セットを狙う
  • 市場の補充タイミングと他プレイヤーのビッド額を見てブラフをかける(ゼロカードの活用)
  • 他者のテーブル公開情報を記憶し、何が残り枚数少ないかを推理する

プレイ感想とコツ

シンプルなルールながら、全員の手元情報と市場のカードを推理し合う心理戦が高難度。多数の通貨があるため、プレイヤー間の“取り合い”が常に発生し、初めて遊ぶときにも緊張感とワクワクが味わえます。また、金属カードの存在が「安定収入」として働き、ベット額の調整が奥深いのも魅力です。

ただし「ゼロカード」の扱いはルールブックがあいまいで、グループによって運用が分かれやすい点に注意を。事前に「同時開示方式」か「裏向き方式」かを決めておくと混乱を避けられます。

おすすめプレイ人数と所要時間

  • 3~5人推奨(プレイヤー数に応じて通貨の種類を調整)
  • 1ゲーム約30~60分
  • リプレイ性が高く、デザイン変更を含む版が複数存在

まとめ

『Money!』は、1999年の初版から26年を経ても色あせない名作カードゲーム。少人数でも大人数でも楽しめ、心理戦・戦略性・運要素のバランスが絶妙です。Cocoonテーマを使ったブログで紹介するときは、本稿のHTMLをコピペするだけで見栄えよく配置できます。ぜひあなたも一度プレイして、お金をめぐるハイリスク・ハイリターンの世界

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